絵里も達弥もちょっとつまらなそうだった。


「寝ちゃったね…」

「予想外だな…香織ちゃん、明日もあるからさ!」

「やっ…別に気にしてないし…。」

もう…。

この二人は色んな意味で相性良いよ…。

…やられっぱなしだけど。



「じゃ~明日のお楽しみだね。ふぁ~ぁ…私達も部屋行こう?」

「うん。じゃっ香織ちゃん…おやすみ!」

「おやすみなさい。」

欠伸をし始めた絵里を見かねて、達弥は絵里と隣の部屋へ向かった。



やっと一人…いや二人になれた…。

わたしはこっそりと優人の寝顔を見た。


初めて見る寝顔にちょっとドキドキ…。