「何赤くなってんの?免疫無さ過ぎ。」

免疫も何も…。

「やだっ…。あっ…ある訳ないじゃん。」

アタシに免疫が無いのは当たり前で、絵里に免疫があるのが凄い?んだよ…。


「で、アレ持ってきた?」

絵里がパンをほう張りながら耳打ちした。

「一応…。」

「じゃぁ夜のお楽しみだね。ふふふ…」

『夜のお楽しみ』って優人はそんな事考え……ないよ。

きっと。



「ん~!!美味しい。空気が美味しいところで食べるとコンビニのものも美味しいね!」

アタシはこれ以上考えたくなくて、わざと大きめな声で絵里に話しかけた。