いますぐ叔父さんに飛び付いてプレゼントのお礼をしたいけど、今は私は宿題をやっている…という設定。
…そうだ。
“仕事道具”を返しに行くだけなら、怪しまれないよね。
空になった紙袋に何も入っていないのは不自然だから、私も何かお返しをと思い、部屋の中をぐるりと見渡した。
何か、叔父さんにあげて喜ばれるものは…。
そして、ある物が目に止まる。
「!」
それを手に取り、袋に詰めてから、私も手紙を送ろうと可愛い便箋を引っ張り出す。
大好きな林檎模様の、少し子どもっぽい便箋だ。
ペンで簡単に…過剰過ぎない程度のメッセージを書いて、プレゼントと一緒に袋の中へ。
「これで良し…!」
ウサギのトモミくんはベッドの上に。
私はかつてないほどの幸福感に包まれながら、袋を抱えて部屋から飛び出した。



