「…て言うか、なんでいつまでも塞いでるの私…?」
こんなこと考えたって気分が沈むだけでメリットなんか無いじゃない。
叔父さんの好きなお店でこんなこと考えるなんてダメダメ過ぎる…。
ん?
お店…?
…その時、随分前に叔父さんが言っていた言葉を思い出す。
――“俺の地元で、知り合いが雑貨店を開いていてね。”――
雑貨屋さんを開いてる知り合いって、もしかして……清原さん?
私は無意識にレジを見た。
何やら手帳に書き物をしている清原さんの穏やかな顔が目に映り…、
とても、胸がざわめいた。
このざわめきを何て呼ぶかなんて、分かりきってる。
勘違いだろうと、何だろうと、私は確かに清原さんに、嫉妬を感じていた。



