西森先輩が私を抱き締めた


「………。」


「…///西森先輩?!」


「お前俺の事好きなんだよな」

「好きですよ」

「俺も好き」

「秋山先輩は?」

「俺はあいつを振ったんだ。内塚がいるからな」
「先輩…私幸せです//」
「俺も///」

その時、私には悔しがっている秋山先輩が見えた
見せつけてやった
私と西森先輩は恋人同士なんだって事を…


そして西森先輩は抱き締めるのを辞めて階段の壁に私を押し付けた

私は予想がついて、怖くてしゃがんだ

「内塚…」

西森先輩もしゃがんできた

私と西森先輩の唇はあと1㎝位というところまで近づいた

「はぁいー!!ファーストキスはもっとロマンティックな所で~」

「たっ田中先輩!!見てたんですか?!えっ恵美?!風邪じゃなかったのぉ?!」

「直ったから暇になっちゃってさ♪おめでとう!!」


「おめでとう。莉奈ちゃん、拓也」


「おぅ。サンキューってかおれの内塚を気安く呼ぶんじゃねぇ!!」

「ごめんごめん拓也(笑)」


「じゃぁこれから学校抜け出して遊んじゃいますか♪」

「おっ。拓也のり良いね~行こうぜ↑↑」

「莉奈、行こう♪」

「うん」