記す者


 ヘリは無事に正規軍の空軍基地に到着し、村人たちは一端、検査や治療のため病院に運ばれた。

 ベリルは、基地の責任者らしき男といくつか会話を交わし、その男がベリルに握手を求める。

 それに快く応え、ノインたちの処に戻ってきた。

 基地の端に仲間を集め、ベリルは〆の言葉を述べる。

「よくやってくれた。報酬は約束通り軍からと、私から少々、上乗せさせてもらう」

「やった!」

「ひゃっほぅ!」

「さすがベリル」

 口々に発せられる言葉に、

 ケイトは「ようやく終わったんだ」と初めてホッと溜息を漏らした。