記す者

「仲間たちとは現地集合だ」

 ケイトは、ベリルの持つ力に少しの恐怖を覚える。

 一介の傭兵に、全てを任せるなんて普通ならあり得ない。

 傭兵はその名の通り、ただ雇われるだけの兵士に過ぎないはず。

 この若さで、どうやってそこまでの信頼を得たのだろう──