記す者

 驚く彼女に、

「後はホテルに戻るだけだ、乗っていくと良い」

「あ、ありがと」

 後部座席に座ると、助手席にいるノインが当然ケイトを睨み付ける。

 睨み付けたあと、プイとそっぽを向く。

 ベリルはそれに肩をすくめ、車を走らせた。