同じ傭兵だと聞いたケイトは、こんな子まで戦いに赴いている事に驚きを隠せない。

「どうするの?」

 ノインが問いかけると、ベリルは肩をすくめて頭を横に振った。

 取材は受けないってコトか。

 絶対、取材してやる……ケイトは、半ば意地になった。

 そんな意思が見て取れて、ベリルは小さく溜息を吐き出す。