初めはその程度で「何なの!!」ってキレてるヤツもいたけどたいして気にしていないようだった。




でもそれは一度きりではなくて、何度も何度もあった。




そんなある日、嫌がらせをれていた一人の女子が血相を変えてやって来た。



俺は紙を見せられた。


そこには「いい加減俊也からはなれろよ!!」と書かれていた。





意味がわからなかった。



俺にはこんなことするヤツに心当たりなんてなかったから。





俺のせいだってわかっても何も出来なくて、時間だけが過ぎていった。







俺がテレビに出られるようになったある日、学校に行くと、とんでもない事になっていた。




嫌がらせに合っていた女子の上履きは使い物にならなくなっていて、体操服はぼろぼろなっていた。




それは最初の頃とは比べ物にならないほどだった。







その日を境にクラス女子は俺と話さなくなった。