「やっぱりねッ♪…ん?てことは大阪の人って事だよねそんなの全然会えないじゃん!!それキツイね…。」

「えッ!?ちゃうちゃう!!あたしの好きな人って東京の人やで??」


それを聞いて麻梨は目を見開いて驚いた。







「えッ??だって大阪から引っ越して来たんでしょ??」

「いやそうやけど、あたし小3までこっちに住んでたし…」

「えッ!そうだったの!?!?じゃあ小3からずっとその子のこと好きだったの?」


まだ驚きが治まらない様子の麻梨が言った。

「ううん。気付いたんは、もっと後やで。」


あたしがそう言うと麻梨は食いついて、あたしが何で俊ちゃんのこと好きって気付いたのか聞いてきた。






なのであたしは、話し始めた。