後ろを振り返ることなくズンズン進んでく鬼我利。さっきまでの安全運転してくれた優しさが嘘みたいだった。 鬼我利の為に道を開けるメイド達。 メイド達の 「おかえりなさいませ」「今日もかっこいいです」「鬼我利さん」といった挨拶をスルーして。 私は「どうも」と軽く会釈しながら鬼我利の後に続いた。 メイド達は「鬼我利さんが女と!!」って驚いてる様子。 私たちは、そのまま階段をあがり二階の部屋に入った。 「初めまして。小栗亜依さん♪」 ぇ…なんで私の名前? 誰??