え?




「鬼我利がなんであんなに恐れられてるか知ってる?」



知らない。
知りたい。
でも、あの2人より目の前にいる男のが危ない気がした。




「まあ、それは自分で聞きなよ。鬼我利に気に入られてるお姫様なんだからさ♪」


「気に入られてなんかないもん!!」


「あいつが…女に興味を持つのなんか初めてだ。女を視界にいれるのなんて今までなかった。」


嘘ー…
赤髪のチャラ男が?
だって初めて会った時、凄く馴れ馴れしかったのにー。


「で、盗聴器お願いね♪」