「これ。鬼我利の部屋に付けといてくれないーーー?」





渡されたのは
盗聴器。









「は?なんで盗聴器なんて物騒な物私が鬼我利の部屋にやんなきゃいけないの?」


「君なら、鬼我利の部屋に入れるから。あいつが女をちゃんと見るなんて初めてだから。」


「え…?だって妊娠させられるんじゃ…」







「それはただの噂にすぎない。」