今日もまた一日が始まろうとしている。


「おはよう。」

僕は言う。

君の気持ちを知らずに。

ねぇ、神様。

意地悪だね。

なぜ?

なんで?

彼女なの?

教えてよ。


カーテンを開けると青空が広がっていた。

「今日はいい天気だね。」

彼女は何も言わない。

僕はもう慣れている。

ただ一人で…独り言を言う事に。