そして、君は私に会いにきた。

奇跡だと思った。

君は変わらない笑顔で私に言った。

『待たせてゴメン。傘の中に・・僕も入れてくれる?』

私は、傘の中に君を入れてあげた。

それから私は、そっと傘から出て、君に言った。

『好きでした。』

そう言うと、私は走って、自分の家へ。

顔が熱い。期待なんかしてない、けど、気持ちは言えた。

私は、初めて自分の気持ちが言えてすっきりした。

ねぇ、君は私をどう思いますか?

また・・・雨の原っぱで・・・。

END