「愛…おきて…そろそろ時間だから。」 林の香りだ… 目をゆっくり開くと眼鏡姿の林がいた。 「いつの間に帰ってきてたの?」 「…2時間前」 「うそっ!!」 最悪だ…。 林の香りに癒やされすぎて眠りに深くつきすぎた。 「ごめんね。」 「いいよ。それより携帯じゃんじゃんなってたよ。」 「ケータイ…」 枕元にあった携帯。 『新着メール3件』 爆睡しすぎだろ自分。 着信履歴は全部 「彼氏からだろ。」