狼俄は今だによく分からないけど、 みんなから見たら憧れの王子様。 でも、満月の日の狼俄はあたししか知らない。 そう思うと、 あたしは狼俄にとって『特別』なんじゃないかなって。 やっぱりあたしが狼俄の彼女なんだよねって。 ちゃんと思えるんだ。