探偵学園Q

「パパ?パパはどうしていつもおびえてるの?」


「…パパはお友達を裏切ったんだ」


「おともだち?」


「友達というより恩師とでも言うべきかな」

「…おんしって何?」


「……。優衣、」


「なあに?パパ」


「もしパパがいなくなっても万が一捕まっても、パパのこと…忘れないでいてくれ」


「……?」


「かならず優衣の味方になってくれる人が…守りたい人が現われるから。
そういう人を…大切にしなさい」



「……?うん…?」




約束だもんね…






「―――!!」

「…!ユイ!!」



だ…れだろう。
誰かがあたしの名前を呼んでる。




「ユイ!」


「!」




ハッと目覚めると、目の前にリュウやキュウのドアップが目に入った。




「う…うわああ!∑」




びっくりした;

ってか




「あれ?なんであたしここにいるの?」


「ユイ、倒れてたんだよ!」

「…誰かに鈍器で殴られた跡があった。なにか心当たりは?」




あ…。
そういえば…




「メグが倒れてて…睡眠薬かなんかで……。!メグは?!」


「落ち着いてユイ!……メグはまだ…見つかってない」




嘘だ…。




「キュウ!メグどこ?!メグは!

「落ち着いて!メグはかならず捜し出すから」