「ふああ…よく寝たー……ん？」



目が覚めると、知らない５人組があたしを不思議そうに見ていた。

あ…ってかこの人たちって……



「Ｑクラスの人たち？」

「え？あ、は…はい！」



やっぱり。
この様子だと団先生から何も聞いてないんだなー。



「あたし山内優衣。14歳。今日からみんなと同じＱクラスなんだー。よろしくね♪」

｢｢｢｢ええ!?｣｣｣｣



あ…
１人を除いていい反応ｗ

みんなびっくりして口が開いたまま。



「だ、だって団先生から何も聞いてないし；」

「みたいだねー；」



すると、メイド服を着た女の子が少し前に出てあたしの手を出した。



「あたしメグ。よろしくね」



物怖じしないでくれるのが嬉しいｗ

すると、握手を交わすあたし達を横目でメガネに帽子をかぶった男の子がうさんくさそうに見ていた。



「なに？」



その態度ちょっとカチンってきたんだけど。



「…べつに。本当にその人Ｑクラスなのかなーって思って」

「なっ…あたしが嘘ついたって言ってんの!?」

「別に。まあいきなり見た人間を信用しろっていうほうが無理でしょ」



そう言ってあたしを上から下まで見ると、わざとらしくため息を吐いた。
こいつシメるぞ？。