えっとー…
ソファで寝てるこの子は誰なんでしょーか?



「ねえメグ。この子誰?」

「知らないわよ」

「ってかここって隠し部屋のはずなのになぜ非関係者が?」

「てかすげー金髪だなあ」

「……」



キュウです。
僕らは団先生からの連絡で、メイド喫茶内にある隠し部屋にきてます。

うん。
ここは隠し部屋のはず…。


じゃあソファで爆睡中の金髪の女の子は誰?;



「これって起こすべきなの?」

「そうに決まってんでしょ」

「ゔ…ならキンタ!お願い!」

「お…俺!?キュウおまえが起こせよ∑」

「無理無理無理!;」



ぜーったいに無理!
だってこの子、金髪によーく見たらピアスまであるんだよ?!

あきらか不良じゃん∑



「アナログ。金髪にピアスで不良って…。笑っちゃうね」



え??!!
まさかいま心読まれた!?



「てかあきらか声に出てるし。キュウってばか?」



メグにまで鼻で笑われたんだけど;

これって…



「バカにしてるでしょ」

「「いや別に」」



いや、してるよね。




「ん……」



僕らがギャーギャー騒いでいると金髪少女が目を覚ました。

てかよく見ると僕らと同じくらいの年齢?