─大好きでした




体中が震えだして、涙が零れ落ちた。




「………ッ」




今まで僕は何をしてきたんだろう。

なんでユイを責めて、拒否して、全部悪いのはユイのせいにしてしまったんだろう。



あんなに信じてって叫んでいたのに、嫌なくらいに心に響いていたのに…





「………ッ……あ……ああ…」





自分の過ちに、決して戻ることのない過去に

今までにないくらいの後悔をした。

本当はメグに言われた時に気づいていたんだ。
でも気づいていた事を認めてしまう事が怖かった。


だって

裏切ったのは僕だったんだ…





「…う…ッ……うわあああぁぁぁっ…!!!!!」







ごめん。
ごめんね。

もう後悔しても遅いのに、
どんなに謝ってももう、ユイはどこにもいないのに。


狂ったように叫び続けるしか、自分の為すべき事がわからなくて

愚かすぎる自分を責める方法がなかった……







~To Be Continue~