「……え?…ユイが…冥王星?」

「リュウ隠しててごめんなさい」




どんなあたしでも受け入れてくれるって信じていいんだよね…

仲間だもんね?





「ねえリュウ…!


パシン



「……え…?」




あたしいま…


リュウに手はらわれたの?





「……触るな」





“サワルナ”




「リュウ聞いて?!あたし…っ」


「言い訳なら聞きたくない。お前は冥王星の人間…。僕が一番嫌っている…」





やだ…っ。

リュウに嫌われたくないよ。




「リュウ…っ!

「騙してたんだな。…いままでのもずっと演技だったんだろ?」

「ちが…っ




「僕に金輪際一切近づくな」





“チカヅクナ”




嫌だよ…

リュウに嫌われるのだけは耐えられない。



やだ…


嫌だよ




「リュウ待って?!リュウ…っ」





なんで?
あたしの瞳みてよ。

何度でも謝るから





「リュウ―――――!!!」





どんなに後悔したって、もう時間は戻らない。

どんなに願ったって、もう貴方は隣にいない。




あたしはただ、その場にしゃがみこんで泣き叫ぶことしかできなくて。


でも、どんなに叫んでも



リュウがあたしに振り返ることはなかった……。




願っても願っても



裏切りの代償は大きい。




~To Be Continue~