「望くん!?」




「〜〜っ…律ちゃん…??」




ベッドを見てみると陸の隣が1人分空いている。




それは望くんが寝ていたことを示していた。





「落とされたの?」



「多分………頭いてぇ」



「とりあえずあたしの部屋行こっか」




ふらふらと頭を押さえてる望くんの腕を掴んで部屋に入れた。




そーいえば初めて陸以外の男の子を部屋に入れる気がする。




「陸の野郎…思いっきり蹴飛ばしやがって…」




あ。蹴飛ばされたのね。




陸に蹴飛ばされるの想像しただけで痛そう…。