そして… 確かな手触り… 表面がつるつるとした一冊の本のカタチがつかめた。 スッと枕から引き抜くと黒い冊子が現れた。 表紙の中央に白い字で『SPY Phone』と書かれていた。 間違いない…!説明書だ! それを確認するとズボンの腰辺りに挟めてYシャツで隠した。 「………お邪魔しまーす…!」 警部の太い声が玄関から聞こえた。