電車の窓からいきなり赤い光が差し込んできた。



ぼくは眩しくて前が見えなかった。

「着きましたよ!赤い星です」
ぼくは、その青年を降ろした。





また一人になったぼくは
電車を走らせた。


電車の中は不思議な空間
暑くもないし、寒くもない、お腹もすかないし、眠くもない。