甘ったるい声が静かな廊下に響く。 「アケミ!」 彼が“アケミ”を呼ぶ。 カノジョだ…とビクッとする。 神沢楓。 “アケミ”のカレシでもあり、私の想い人でもある。 アケミは学校一の美人だ。 目鼻立ちがよく、茶髪な長い髪を綺麗に巻いている。 そんな“アケミ”が隣にいても違和感のない楓。