夕日が水面に反射してキラキラ光っている。




「きれ~」




すごく綺麗だったから、あたしはつい声に出してしまった。




「だよね・・・」



「ぁえ!?」





独り言に返事が返ってくるなんて思ってもみなかったあたしは奇声をあげてしまった。




「そんなに驚かないでよ」




よく見ると昼間の南中の女の子だった。




「貴方・・・あの時の!!」




その子はニッコリと笑って、言った。