なんとなく嬉しい。
↑ただのバカ





「ハァ・・・。お前なぁ、口説くのはこっちの時だけにしろ!!しかも、普通のヤツを乗せるなって約束だろ!?」




この人が兄貴!?




顔が見たい!!




「えぇ~。兄貴にお土産なのに~」





さっきの慶太君からは、想像もつかないくらい話し方は“弟”だった。





「土産!?」




兄貴と呼ばれる人は、あたしの前に来た。




慶太君もかっこいいからお兄さんも・・・
なんて、淡いあたしの期待。