「ちぃちゃん、私が悪いの!その人には関係ない。
私とちぃちゃんの問題じゃん?!」
私は涙と鼻水でグチャグチャだった。
「関係なくないだろ?」
「私、ちぃちゃんと別れたいってずっと言い続けたでしょ?」
「だから、こいつが戻ってきたから別れたいって言い出したんだろ?」
「違う!!」
「違わない!!」
私が思い切り反論すると、千早人はまた更に大きな声になっていく。
「ちぃちゃん、落ち着いて聞いて?」
私は冷静になって千早人に説明しようとした。
「…で…?お前はちゃんと女のこと、カタつけたのか?」
今度は勇樹に向かって千早人は言った。
千早人には勇樹とのことを少しかい摘まんで話してあった。
その言葉に、私も勇樹も何も答えられない……
「カタもつけてないのに、よく戻ってきたな」
千早人は勇樹を睨み
「お前も…そんなんでよく許したな…!」
次に私を睨んだ。
「…俺は、お前より美凪を幸せに出来る自信がある。
……お前はどうだ?」
千早人がやや冷静になり、低い声で勇樹に尋ねた。


