『大好き♪』キスすると嬉しくていつも言ってしまう『僕も…』照れを隠しながら答える亮人が可愛くてなんか凄く嬉しい

『そろそろ戻ろっか』
『えー！もう少し♪』
抱きついて甘えたい…
『じゃあ今度家にきなよ』『えっ！？ホントに！いつ！？』いつも家に行きたいと言っても母親がいるらしく一回も連れて行ってくれなかったから凄く嬉しい♪『じゃあ明日は？』『うん！良いよ』『夜またメールするね』約束をすると私達は別々に下へ降りた

『美樹〜！遅いよ、もう終わりじゃん』彩華のことすっかり忘れてた…
『高柳何やってたの？たまにはドッヂやりに来いよ』こいつが言ってるドッヂとは４時から５時まで体育室で行われるドッヂボールの事だ、行く訳ないし…

『やだめんどくさい、彩華行こう』『うん…』
『なんだよつまんない奴』児童館が終わると大概近くの公園に寄って七時くらいまで時間を潰す、コンビニでお菓子を買いベンチに座った

『ああ剛の奴マジでムカつくよね』『うんそっかなあ…』『はあ？彩華あいつ平気なわけ？ウザくない？』

彩華が好きなのは知ってけど私にはウザイだけだし『うん…そうかもね、あはは』こういうふうにいつも話し合わせて来るんだよね…つまんない奴

『ねえ、あのさあ』何か言いづらそうに聞いてきた『何？』『んとね…やっぱり何でもないよ、ごめんね』なにこいつウザイんだけど

『何？隠してないで言ってよー怒んないから』『…怒らない？』すでにムカついてるけど…言いたいことははっきり言ってよね．ホントこの子のこういうとこウザイ『うん怒らないよ』『ホントに？』…ウザ『大丈夫だから早く言って』