夜は入浴に時間がかかり少しだけの練習しかできず、後は皆仲の良い友達と思い思いに過ごして就寝した。

  次の日、前の晩御飯を作ってくれたお母さん達が朝ごはん用に茹で卵やパン、牛乳なども用意してくれていた。
それを食べながら今日のスケジュールを確認する。

「今日は午前中練習して、みんなで掃除片づけしたら解散ね。」


 ということで、午後2時頃には解散し、3年だけが残っていた。 

「うわ~こんな暑い中、荷物持って帰るのか~。」
「少し休んでいく?」
「今年は多かったからどうなるのかと思ったけど、無事終わってよかった~。」
「多いから片づけとか早く終わったしね。」
「あ~そうだね。去年は夕方までかかった。」
「生ごみちょ~臭かったし。」
「そうそう。少ない人数で片づけ終わらないかと思ったよね。」 

とか言いながらゆんたく(おしゃべり)していると、先生がやってきた。

「お~い、まだいるのか?もう鍵閉めて帰ろう。」
「はーい。」
 「お疲れー。」