後にこの時話した内容とほぼ同じ結果になる。
音合わせといえば、
フルートのソロパートを貴子ちゃんから譲ってもらったのだが、
「音が小さい。」
と言われ続け、あれこれやったあげく、貴子ちゃんと2人で吹くことになった。
そうなったのが合奏練習が始まった最初のことで、2人になってもまだ小さいと言われたのだが、今度は
「音があってないぞ。」
と、音合わせという問題まで浮上した。
なにせ、ソロなのだから、一人で吹いてるようにしなければならない。
私は高くなりがち、貴子ちゃんは低くなりがちということが判明し、二人で歩みよる形になった。
しかし、ピッチ(音の微妙な高低)を合わすことに集中すると、思い切り吹けなくなり、
「音が小さい」
と言われ、大きく吹こうとすると
「音を合わせろ」
と…
んがー!どうすりゃいいのさ!?
って、どっちも気をつけりゃいいだけなんだけど。
私、結構3年になってからフルートのチューニングはいつも一発OKなんだけどな。
チューナーの針はいつも中心でピタリと止まる。
自分の楽器で、どれだけ頭部管を抜けば音が合うのかもわかっている。
ピッコロではまだが。
合ってるのはシー♭の音だけで、他の音はまた別ということなのか?
なら、音合わせの意味って何?
所詮、素人。
耳も技術もまだまだなってないということなのかもしれない。
3年間毎日やってもこの程度。
この時音楽の道がいかに険しいか、かいま見た気がした。



