吹いて奏でて楽しみましょう


「あっち」

6月も半ば、気温はもう夏真っ盛りだ。

本来ならクーラーが効いているはずの音楽室で練習していた私達は、

「今日から公平をきすために、パーカス以外の全員、音楽室の外でやりなさい。」

と言う先生の言葉で、廊下にいる。

とはいえ、木管楽器は日焼けを防ぐ為、屋内ではあるのだが


「風がない…」

窓を開けても汗は流れるし、屋内の方が暑いのでは?と思う。


フルートは音楽室の向かいの廊下、美術室の前。窓際が奥行き30センチのちょうどいい物置台になっている。

クラリネットは、屋上へ向かう階段に、これまたいい腰掛けが一段一段、端にあって、一段ごとに、並んで練習している。

サックスとホルンは、音楽室の前のオープンスペースで並んで練習し、

チューバやユンフォ、トロンボーンもオープンスペースの窓際で練習している。

トランペットは、姿が見えないが、どうやら、反対側のベランダか、外のスペースを使って、練習しているらしい。

ベランダは、朝練などで私達もよく使う。

朝はさすがに外じゃないと、うるさいからだ。

もちろん屋根があって日が当たらないようにしているが、朝は東に向かなければ、なかなか日に当たらない。


それにしてもクーラーに慣れた私達には外の練習はつらい。

 昔は外でやってたけど。