「じゃあ、演奏はこれで終わるが最後の一曲は近くに寄って見ていいぞ。」 ええー!?またこの人は聞いてないですけど!? 私たちはお互いを見交わした。 「指の動きとか、近くの方がみえやすいからな。」 おそるおそる近づいてくる生徒。 実にやりにくい。 その日、何名かの女の子が部に入った。 そしてフルートにも一人。 当銘 藍理 (トウメ アイリ)一年生だ。 その日は演奏をして時間があまり無かったので、少ししか吹かせられなかったが、結構見込みがあると思った。