運搬にもすっかり慣れたころ、楽器の移動に取りかかった。 人数よりも多い楽器が次々と出てくる。 私達は既に何往復もして、さっさと終わらしたい気分になっていた。 そこで、サックスや金管楽器などの大きな楽器も 一人で2台ずつ持ったりして、顧問に無理はするなよと、注意されたりする。 もちろん、ピアノは業者任せだ。 そうして、やっと一段落した頃には夕方になっていた。