「りぃちゃん、お待たせ。」


彼の満面の笑顔。


そして席に座るなり、お決まりのおしぼりでの顔拭き。


あぁ、なんか落ち着く。


「修ちゃんは何飲むの?」


「じゃぁ俺はカシスオレンジ。」


プププっ。


顔に似合わないし。

けど、そんな彼が可愛かったりして。


「りぃちゃん乾杯~。」


「乾杯、修ちゃん。」