あっけなく体育館の裏に来た。 いつも以上の静けさ。 気持ち悪い。 煩い方が今は、落ち着く。 「さぁ、どうする?莉緒ちゃん。」 負けるものか! 私は漣を手放したくない! 「私は、漣を手放しません。絶対に!」 「はぁ、残念。やっちゃって。こんな女でよければ。」 周りから3人の男が出てきた。 直感的にわかった。 襲われる事を――――。