「――――――私も、馬鹿にされたものだ。成敗しなくてはな。」
あっ!暗いのはもしかして、今まで俺が馬鹿にしてたやつか?

今更ながらに、落ち込んでんのか?

別に俺が悪いわけではない。

「沙綺さんを成敗しなくては!」
あっ、急に明るくなった。

『沙綺?誰だ?―――――――俺様に言わないんだったらその唇は、塞ぐしかないな―――莉緒。』