赤いサンタ.黒いサンタ

翔はドアから離れ、部屋の中央に立った…。



後ろにはベット、左は壁で右にはベランダがあった。







タン…タン…タン…。






足音はどんどん大きくなり、近づいている事が解った…。






タン…タン…ペタペタペタ…。






男は階段を上がりきり、廊下を歩いて…ついに翔の部屋の前に来た…。



翔(来ないで…!!お願い!!!)



3分程…静寂が訪れた…。



物音一つせず、今まで見た事がまるで全て夢だったような…。



翔が一緒ほっと一息ついた時…。









ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…。






翔「うあああぁぁぁあぁああああぁぁぁ!!!」






ドアノブが激しく振動した…。