「私も着替えてくるね」 そう言って私は教室に向かった。 朝はお手伝い、昼からミスコン。 はぁ、棄権したい…。 あたし目立つの嫌いなのよ。 「紗耶香…」 教室に着くと後ろから本当の名前を呼ばれ、あたしは慌てて振り返る。 「……とも…や」 思わず漏らしてしまった声に口を塞ぎ、すぐに目をそらした。 こんなとこで会うなんて最悪! もうやだよ…。 「話を聞いてほしい」 ドキッ… 冷静な声で言う智也。 だめだっ! 心臓壊れそう!!!