「ん?あぁ、こっちの話。気にすんな」
宗形君は笑顔で言う。
「そうなの?気になるんだけど」
私も笑顔で返した。
「それは気にしたら負けだぜ」
宗形君はシャーペンを振りながら言う。
「そっかぁ」
何故か納得する私。
そしてそのやりとりを始終見ていた唯。
「お二人さん、ラブラブだねぇ」
両肘をテーブルにつき、手の甲に顔をのせる。
「唯はさっさとやるの!」
私はキッ、と唯を睨みながら言った。
その後宗形君の方を向き、「宗形君、唯の言うことなんて気にしなくていいからねっ」と言って笑った。
その時、宗形君の顔が少しだけ赤くなっていたような気がした。

