「桜木の席は窓側の一番後ろだ」

「はい」

私は指された席に座った

「俺っ桐宮 堂!よろしく!!
こっちは無口だけど苅田 珪!」

「来夏でいいぜ!よろしくな!!」

「俺等も呼び捨てでいいぞ!なぁ?」

「あぁ」

ダチが出来て良かった・・・
まっ男だと気を使わないでいいから楽

キーンコーンカーンコーン

「次は移動だ準備しとけよー」

「来夏!一緒に行こうぜ?」

「あっわりぃ・・・
先行っててくれねぇ?
教科書もらってくるわ!」

「わかった!気をつけろよ!」

そう言って二人は教室を出た
てか気をつけるって何を?
私は職員室に向かった

ガラガラ

職員室に着くまで視線感じたケド
なんだったんだろ・・・?

「教科書取りにきましたー」

「おぉ~これだっ」

「おっ重っ・・・」

「さっ早く移動しろよー」

「はい・・・」

私は教室に戻って移動した

ガラッ

「セーフ・・・?」

「こっち!」

先に席に座っている堂と珪が居た

「待たせたーニコ」

「//おっおぉ!
(何か俺ホモになりかけじゃね?!)」

「大丈夫か?」

私は堂の顔を覗いた

「/////おおおおおぅ!」

「?変な奴」

私も堂達が空けててくれた席に座った

「二人って彼女居るのか?」

「居ないぜ☆」

「俺も」

「そういう来夏は居るのか~?」