〔短〕優しいうそ







一回しか喋ったことしかないのに、ちゃんと覚えてる声。





すっごい大好きな声。






『―――あの…』



何で電話かをきこうとしたら、私の声は先輩に被せられた。






『あのさ……』






『――はい』