『それでは会社の近くのシャレードという喫茶店で待ち合わせをしましょう。私は社名が印刷された大きな封筒を持って行くことにします。大村さんのほうは、なにか目印になるようなものはありますか?』
……という返信メールの一文に、部屋の中をグルリと見回してみるうちに、あたしの視線がある一点に止まった。
「その制服を着ているかぎり、お前はどこに行ったって注目の的だぞぉ」
そーいえば、誰かそんなこと言ってたっけ。
あたしの視線の先にあるもの。それは引きこもって以来、ハンガーに掛けられっぱなしで放置状態の“名門私立・聖華学園女子高等学校”の制服だった。
……という返信メールの一文に、部屋の中をグルリと見回してみるうちに、あたしの視線がある一点に止まった。
「その制服を着ているかぎり、お前はどこに行ったって注目の的だぞぉ」
そーいえば、誰かそんなこと言ってたっけ。
あたしの視線の先にあるもの。それは引きこもって以来、ハンガーに掛けられっぱなしで放置状態の“名門私立・聖華学園女子高等学校”の制服だった。


