「そ、そっか分かった。そんじゃ、オレ、配達の途中だから」 そう言って、まだ頬が赤いままの彼が自転車をスタートさせ、その背中に向かって、まだ頬が熱く火照ったままのあたしが言う。 「うん、お仕事ガンバって。あとサンタさんにヨロシクぅ~♪」 「サキちゃんもガンバレよ!」 「言われなくてもガンバってるよ♪」 彼に遅れてあたしもペダルを踏み込み自転車をスタートさせる。 そう、あたしは今ガンバってる。