恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon


「殺すよっ。念のためにサラシで巻いてつぶしてるだけなんだからっ。AカップはAカップなりに、健気にふくらんでるんだからっ」

「そっかァ♪」と、とたんに表情が明るくなる。もォ、なに喜んでんだか。

「髪をバッサリやって、ノーメイクで、おまけにサラシまで巻いてんだから、大丈夫だとは思うが、女のコだとバレないように気をつけるんだぞ。あと内股にならないようにな」

「…ったく、うっせぇな! 男が細かいこと言ってんじゃねぇよ! おぅ、コラ!」

言葉づかいはカンペキ。男目線でヤンキーになったつもりで、ケータイ小説を書いてたのが、意外なところで役に立つ……のかな?