ソレを右手につかみ、「ありがとう! 任せといてよ!」と強きの笑顔を見せるあたし。
数分後―――
南雲くんの自転車競技用の装備一式を身につけ、彼の自転車を押すあたし登場。
「ヘルメットにもユニフォームにも、そして愛車にも、オレの血と汗と涙がタップリ染み
込んでいる。だからサキちゃんはひとりじゃない。オレもいっしょに走ってるから、ふたりでとにかく完走することを目指そう」
「うん、分かった。あたし、ガンバルよぉ」
「それにしても、聞きしに勝る超絶ド貧乳だなぁ……」と、あたしの胸を見て、ちょっと淋しそうな目をする彼。


