「サキちゃんの気……?」
「今ここで走っとかないと、あたしのせいでレースに出れなくなってかわいそうだって……同情の気持ちからスタートして、アンタのことを好きになっちゃうかもしれないよぉ」
「好きになっちゃうかもしれない、って?!」
「でも同情からなんて好きになりたくない。もっとフツーに男のヒトに対して感じるドキドキの気持ちから、アンタのこと……南雲くんのことを好きになりたいと思うんだぁ」
「分かった。そーいうことなら、じゃ、頼む」
そう言うとズボンのポケットから何かを取り出す彼。ソレは昨日ケータイパンチをしたとき、ちぎれてどっかに飛んでいったと思ってたスワロウテイル型のストラップだった。
「今ここで走っとかないと、あたしのせいでレースに出れなくなってかわいそうだって……同情の気持ちからスタートして、アンタのことを好きになっちゃうかもしれないよぉ」
「好きになっちゃうかもしれない、って?!」
「でも同情からなんて好きになりたくない。もっとフツーに男のヒトに対して感じるドキドキの気持ちから、アンタのこと……南雲くんのことを好きになりたいと思うんだぁ」
「分かった。そーいうことなら、じゃ、頼む」
そう言うとズボンのポケットから何かを取り出す彼。ソレは昨日ケータイパンチをしたとき、ちぎれてどっかに飛んでいったと思ってたスワロウテイル型のストラップだった。


