恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon


今までの全てのメールの内容を信じるとして、カットくんみたいないいひとは今どき滅多にいないと思うし、彼みたいなヒトとなら付き合いたいって思うけど……。

今ここに至ってしまっては、カットくんがリアルな存在なのか、フェイクのサクラなのかはもう問題じゃない。

中途半端なあたしなんかじゃ、障害のあるカットくんとは付き合えない。

きれいごとなんかじゃない、これがウソ偽りのないあたしのリアルな気持ちだ。

今のあたしにできるのは、1%の可能性を信じて、カットくんに最後の返信メールをすることしかなかった。